今回の記事では、せどりに使える便利な拡張機能を紹介します。
拡張機能とは、Chromeに機能を追加するプログラムのことです。
拡張機能を追加することによって、せどりで最も大変なリサーチ作業を効率化する事ができます。
リサーチ効率を上げて、自分の時間単価を爆上げさせましょう。
Chrome拡張機能導入の注意点
まず大前提として、Chrome拡張機能の注意点を頭に入れておきましょう。
Chrome拡張機能を導入しすぎると、ブラウザの動作が重くなるというデメリットがあります。
今回紹介する拡張機能を全てONにするのではなく、自分が使うものだけを残して、ほかはOFFにするのがいいでしょう。
仕入れ判断のための拡張機能7選
最初に、仕入れ判断のための拡張機能を7つ紹介します。
全て導入するのではなく、自分に合うものを探してみてください。
Keepa – Amazon Price Tracker
Keepaで得られる情報をAmazon商品ページや検索ページに表示できます。
- 期間内販売個数
- ライバルセラー数の推移
- カート取得率
- 最安値、カート価格推移
など、仕入れ判断に必要な情報だけでなく、トラッキング機能を使えばAmazon刈り取りやトレンド仕入れなどに応用することも可能です。
Keepaに関してはこちらの記事で解説していますので、参照してください。
キーゾン
キーパの月間販売個数を表示する拡張機能です。
表示項目は、
- 月間販売個数
- ASIN
- JAN
- 型番
- バリエーション
- 商品カテゴリ
となっていて、仕入れ判断速度の向上に役に立ちます。
ただし、キーゾンに表示されている個数は実際の販売個数と大きく乖離している場合があることに注意しましょう。
月間販売個数が50個を超えている商品の場合には、キーゾンの販売個数は当てにならないことが多いです。
DELTA tracer
Amazon.co.jpの商品ページをカスタマイズできる拡張機能です。
表示項目としては、
- 価格
- 商品情報
- ランキング履歴
- 出品数
- 利益計算
などがありますが、ランキング履歴はデータ取得頻度が低いため、全くと言っていいほど当てになりません。
Keepaに課金していて、DELTA Tracerを使っていないのであれば、導入は不要です。
AMZ Seller Browser
Amazon検索結果ページをカスタマイズできる拡張機能です。
検索画面上でマウスオーバーすることで、商品の情報を確認することができます。
重量や製品サイズなどの詳細情報を仕入れ判断に活かしている人はこの拡張機能を導入することで、仕入れ判断のスピードを向上させることができます。
ただし、動作が超もっさりなので要注意です。
Amazon FBA Calculator Widget
Amazonの商品ページでアイコンをクリックすると、商品・単価が設定された状態で FBA料金シミュレータページが開きます。
表示項目
- 料金シミュレーター
- ASIN
目的
- 仕入れ判断速度の上昇
ボタン1つで、FBA料金シミュレーターに飛んで、粗利計算をすることができるので、仕入れ判断がスムーズに行えます。
モノサーチ
楽天・ヤフー・価格推移サイトその他お好みのサイトにワンクリックで遷移することができる拡張機能です。
- 仕入れ判断速度の向上
- 最安値ショップの検索
- 電脳横展開
など、1つの拡張機能でかなり多くの目的を満たすことができます。
Amazonの検索画面上
表示項目
- 各出品形態・コンディションの最安値
- 損益分岐価格
- ASIN
- EAN・JAN
- Keepa波形
Amazonの商品ページ
表示項目
- 大手ECサイトの最安値
- 各出品形態・コンディションの最安値
- 損益分岐価格
- ASIN
- EAN・JAN
- Keepa波形
ブラウザ下部
目的
- Amazonページへの遷移
- 電脳横展開(仕入れ先の発掘)
無料版で物足りない方には有料版もあります。
無料版と有料版の大きな違いは自動追跡機能があるかないかですので、その機能に課金してもいいと言う方は有料版にするといいでしょう。
モノサーチは個人的には最も使用している拡張機能です。
せどりすとプレミアムChrome拡張β
iPhone用店舗せどりリサーチツールせどりすとプレミアムの登録が必要になります。
せどりストプレミアムについて詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
せどりすとプレミアムへ送信し店舗せどりをするときと同じ環境で仕入れ判断・出品をすることが可能です。
目的としては、
- リサーチ速度の向上
- 出品速度の向上
が挙げられます。
店舗せどりをしている人なら、せどりすとプレミアム上で仕入れ判断をする方が早いという人もいます。
電脳でのリサーチから出品までがスムーズに行えます。
Amazonの画面をカスタマイズする拡張機能3選
次に、Amazonの画面をカスタマイズして、別サイトの取扱店の価格などを表示させる拡張機能を紹介します。
それぞれ対応しているサイトが違うので、自分のスタイルに合った拡張機能を選びましょう。
ショッピングリサーチャー
Amazonの商品ページ、検索結果画面に、別サイトの情報を表示させてくれる拡張機能です。
表示サイト
- メルカリ
- ラクマ
- ヤフーオークション
- 価格なび
- オークファン
- リアルタイム検索
- 楽天
- FBA料金シミュレーター
- Amazon
目的
- 仕入れ判断速度の上昇
- 最安値ショップの検索
スポンサー商品には不適用なのでご注意ください。
こちらの拡張機能にも、有料版があります。
月額3980円で、広告を非表示にできたり、「あとで見る機能」の保存件数を300件に増やしたりと、他にも多数の機能が追加されます。
費用対効果を考慮して、有料版も検討してみると良いでしょう。
クローバーサーチボタン
Amazonの商品ページに、別サイトの取扱店と価格を表示する拡張機能です。
表示サイト
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- DMM.com
- ドスパラ
- タワーレコード
- ツタヤオンライン
- セブンネットショッピング
- エレコムダイレクトショップ
- TSUKUMOネットショップ
- honto
- ポンパレモール
- あみあetc
目的
- 仕入れ判断速度の上昇
- 最安値ショップの検索
正確性に欠ける拡張機能なので、市場在庫の確認程度に使うのが良いでしょう。
価格比較 プライスチェッカー Price Checker
Amazonの商品ページに、別サイトでの価格を表示できる拡張機能です。
表示サイト
- 楽天市場
- 楽天ブックス
- Amazon
- ヤフーショッピング
- ヨドバシカメラ
- ヤマダ電機
目的
- 仕入れ判断速度の上昇
- 最安値ショップの検索
電脳リサーチを効率化するための拡張機能4選
最後に電脳せどりを快適化するための、痒いところに手が届く拡張機能を4つ紹介します。
OneTab
複数のタブを1つのタブにリスト化してまとめる事ができます。
目的
- PC処理速度の高速化
Google Chromeで開いているタブをOne Tabでリスト化することで、メモリ使用量を95%減少させる事が出来ます。
また、使用用途毎にタブを分けて管理することにも利用できます。
uBlock Origin
画面から広告を排除する事ができ、画面を最大限効率良く使えるようになります。
目的
- 画面表示の効率化
uAutoPagerize
サイト閲覧中に次ページがある場合、「次へボタン」を押さずに次ページを閲覧できます。
目的
- 検索速度の向上
スクロールするだけで、ページをめくることが可能になります。
「AutoPagerize」という拡張機能よりもページの送り感度が早く、細かい設定も可能です。
かなり重宝する拡張機能です。
Linkclump
Google検索の検索結果を範囲選択して、複数同時に開く事ができる拡張機能です。
目的
- 検索速度の向上
商品やサイトのリンクに複数同時にアクセスできるので、検索速度が上がります。
まとめ
今回は、せどりに使えるChrome拡張機能を13個、厳選して紹介しました。
リサーチは時間のかかる作業ですが、拡張機能を上手に使って効率化することで、大幅に時間を削減する事が可能です。
リサーチの時間を削減できるということは、同じ時間でリサーチできる商品数が増えるということです。
つまり、単純に時間単価(時給)が上がっていくイメージですね。
拡張機能を活用して、売り上げの大幅アップを目指しましょう。
Twitterでは日々最新のノウハウを発信しています。
YouTubeではノウハウ動画や実践動画を配信しています。
公式LINEではコンサル依頼を受け付けています。
ぜひ参考にしてみてください。
コメント