泥臭い作業の多いせどりにおいて、時間単価を向上させることは非常に重要です。
時間単価を向上させる手段の一つが有料ツールを導入すること。
今回の記事では、せどりを行う上でのおすすめツールを3つ紹介します。
全て心からおすすめできるツールですので、ビジネスとしてせどりを行なっていくのなら、ぜひ導入を検討してみてください。
おすすめツール3選
Keepa | プライスター | せどりすとプレミアム | |
料金 | 19€(約2,500円) | 5,280円(税込) 1ヶ月間無料 | 5,500円(税込) 初期費用5,500円(税込、初月のみ) |
主目的 | 仕入れ判断 | 価格改定・利益計算 | 店舗での商品リサーチ |
できること | 価格推移 ランキング推移 出品者数推移 トラッキング | 出品 自動価格改定 自動利益計算 | 高速バーコードスキャン 仕入れ判断 出品登録 |
導入の目安 | セラーアカウント開設時 | 月商10万円ほど | 月商30万円ほど |
今回紹介するおすすめツールは、以上の3つです。
1つずつ詳しく解説していきます。
Keepa
仕入れ判断を行うためのツールです。
リサーチ時の情報分析を行います。
- 期間内販売個数
- ライバルセラー数の推移
- カート取得率
- 最安値、カート価格推移
などの情報を細かく分析できます。
期間内販売個数
販売個数の推移をグラフで確認することができます。
1ヶ月の販売個数などは、実際の仕入れ個数を決める時にわかりやすい指標となります。
正確に言うと、商品のランキングの上下を見ることができるシステムなので、
商品が売れる=グラフが下に動く(良くなる)
商品が売れない=グラフが徐々に上に上がる(悪くなる)
ということです。
つまり、商品がたくさん売れているとグラフがギザギザするということですね。
ライバルセラーの推移
同一商品を出品しているライバルセラーを確認できます。
最安値付近に金額を設定しているセラーが実質のライバルとなり得ますので、
というような、考え方も可能です。
ただし、ライバルの中にAmazonがいる場合は、カート取得の難易度が上がるので注意が必要です。
カート取得率
ライバルにAmazonがいる場合は特に注意して確認する必要がある項目です。
Amazonが100%のカート取得率を誇っていては手出しできませんが、70%程度のこともしばしばあります。
その場合はAmazonがいても十分にカートを取得できる可能性があるということですね。
別グラフでAmazonが参入してきた時期と合わせて確認すると、より正確なカート取得率が確認できます。
最安値、カート価格の推移
最安値や、カート価格の推移の確認もできます。
現時点での価格だけでなく、過去の金額の推移を見ることで、適正価格の設定を行える様になります。
現時点で100円だとしても、直前までの1年間が120円ならば120円に戻る可能性が高いと言えます。
また、販売個数と商品が売れた時点での金額を見ることによって、最も売れやすい金額や売れにくい価格帯が分析でます。
おすすめポイント
「おすすめ」というよりは必須のツール。
Amazon販売をするなら、ぜひ導入しましょう。
まずは無料版で試しに使ってみてください。
Keepaに関しては、ほかにも紹介していますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
プライスター
プライスターは商品を効率的に管理する、データ管理ツールです。
商品管理に関する機能が多数搭載されているので、Excelなどで商品や収支の管理を行なっている人は、ぜひプライスターを導入して便利さを体感してみましょう。
具体的にプライスターでできることは、
- 商品の出品登録
- 価格の自動設定
- 売り上げ自動計算
- サンクスメール
他にもたくさんありますが、メインはこの4つです。
商品の出品登録
商品の出品登録が簡単にできます。
「出品する」ボタンから、「自己発送で出品」を選びます。
出品したい商品のASINやバーコードを入力して検索します。
出品したい商品を選んで「出品する」ボタンを押します。
SKU、コンディション、個数、出品価格、仕入れ価格、送料を入力して「自己発送で出品」を押したら完了です。
価格の自動設定
価格の自動設定は、1クリックで開始できます。
「在庫」から「在庫一覧」画面に行くと、「価格の自動変更」項目があります。
こちらのボタンをクリックするだけで、価格の自動変更が可能です。
価格の自動設定を行なった場合は、必ず赤字ストッパーをかけることを忘れない様にしましょう。
思いもかけないような安値になってしまわないためのストッパーです。
売り上げの自動計算
売り上げの計算は自動で行なってくれます。
手数料や粗利益も自動算出してくれます。
サンクスメール
お買い上げいただいたお客様へのサンクスメールを作成、配信することができます。
サンクスメール機能を活用して、良い評価をたくさん集めましょう。
右上設定からの「サンクスメール設定」から設定可能です。
初回のみAmazon側の設定を行う必要がありますが「使い方を見る」に詳しい解説が書いてあるので、使い方をしっかり理解してから行いましょう。
おすすめポイント
専用のiPhoneアプリがあり、外出先でもアプリを使って操作が可能です。
後述するせどりストとの連携もできるので、この2つのツールでリサーチから商品管理まで全てのせどり業務を完結させることも可能です。
月商10万円くらいを超えたら導入を検討しましょう。
1ヶ月間の無料お試し期間があるので、まずは無料で便利さを体感してみてください。
【新規入会者限定】プライスター活用サポート
プライスターにこちらのリンクから新規入会をした場合に限り、1ヶ月間の無料お試し期間に加え、『プライスター活用サポート』のLINEを追加していただけます。
ただし、LINEのURLが送付されるのは無料期間終了後の初回決済時となりますので、ご了承ください。
- プライスターの活用方法
- 価格改定の悩み
- サンクスメールのタイミング
など、時間単価や売り上げを向上させるための相談をしていただけます。
- せどりのノウハウ
- プライスターの操作方法
など、「プライスターの活用方法」以外の相談はご遠慮ください。
LINEのURLが送付されるのは無料期間終了後の初回決済時となりますので、ご注意ください。
基本的な機能に関する不明点は下記リンクからご確認ください。
せどりすとプレミアム
高速リサーチからの高速出品を可能にするのがこのツール、せどりストプレミアム、通称『せどプレ』。
商品の仕入れ判断、リサーチを行うものですね。
商品アイテム内にブラウザを表示する「アイテム内ブラウザ」により、画面を遷移することなく必要な情報全てに同時にアクセス可能。
それによって高速、快適なリサーチを実現しています。
「せどりすと」との違い
「せどりすと」という無料ツールがありますが、「せどりすとプレミアム」は「せどりすと」よりも全てが上の仕様となっています。
「せどりすとプロ」というアプリもあり、これは広告が出ないというだけで「せどりすと」との違いはありません。
紛らわしいですが、使うなら「せどりすとプレミアム」一択。と、覚えておいてください。
プライスターとの連携
せどりすとプレミアムを使えば、プライスターから出品することが可能です。
この機能を用いることで、プライスターの納品しやすさがそのまま利用できるので、非常に便利です。
これが、価格改定ツールにプライスターをおすすめする理由の1つでもあります。
3店舗のインストアコードに対応
せどりすとプレミアムは、以下3店舗のインストアコードに対応しています。
- GEO
- BOOKOFF
- TSUTAYA
一般的にバーコードと言われるJANコードだけでなく、店舗独自のコードに対応しているので、上記3店舗ではインストアコードを気にすることなくスムーズにスキャンが可能です。
画面を自分好みにカスタマイズすることが可能
29種類のボタンを自分の使いやすい様にカスタマイズして、リサーチ速度を爆上げできます。
その他にも、下記の2つの機能が便利です。
- コンディションを選んだフィルタリング機能
- カテゴリごと、仕入れ店舗ごとに詳細なアラートを設定
コンディションを選んだフィルタリング機能
可を省く設定や、FBA優先設定など、細かくフィルタリング可能。
電脳リサーチにも有効
せどりすとプレミアムは電脳リサーチにも有効です。
Chrome拡張機能を使うことで、iPhoneに商品情報を送ることができるので、素早い仕入れ判断を行うことができます。
カテゴリごと、仕入れ店舗ごとに詳細なアラートを設定
粗利計算、アラート設定が可能です。
アラート設定をすると、基準を満たした商品をスキャンした際に、バイブレーションで通知が入ります。
回転率、利益率など5組までの要素を組み合わせてアラート設定することができます。
おすすめポイント
- 1分間に200商品以上の高速スキャンが可能
- プライスターとの連携がパワフル
プロのせどらーが開発に関わっているので、実用性の高い機能が多数盛り込まれています。
店舗も電脳もリサーチ効率が爆上がりする、おすすめのツールです。
まとめ
今回は、せどりを行う上でのおすすめのツールを3つ紹介しました。
全て毎月のコストが発生するので、せどりを開始したばかりの方には、ややハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし、今回紹介した3つは自信を持って紹介できる、せどりの時間単価を向上させるには必須とも言えるツールです。
プライスターは無料でも開始できるので、この機会にお試しで使ってみることをおすすめします。
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ぜひ参考にしてみてください。
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