開店セールや閉店セールの際は、仕入れのチャンスだと聞いたことがある人は多いと思います。
でも、そのセールをしっかりと活用できていますか?
セール情報を自分で検索できるようになっていますか?
今回の記事では、以下の3点を解説します。
- 開店・閉店セールでなぜ稼げるのか
- 開店セールと閉店セールの違い
- 開店・閉店セールの探し方
この記事の通りに実践してもらえれば、
- セールでの仕入戦略が立てられるようになる
- 近隣の店舗のセール情報を自分で検索できるようになる
- 電脳せどりでも仕入れられるようになる
というリターンが得られます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
途中で、わからない用語が出てきたら、用語解説の記事を見ながら読み進めてください。
開店・閉店セールでなぜ稼げるのか
まずは、開店・閉店セールでなぜ稼げるのか?について解説します。
他店舗よりも商品価格が安くなる
通常、全国展開をしているチェーン店舗では価格が統一されています。
そのため、大きく利益が出る商品に関しては、他のセラーも目をつけるため、売り切れになってしまったり、値崩れが起こることが多々あります。
しかし、開店・閉店セールでは、同じチェーン店の価格よりも安く売られている『目玉商品』があります。
そのような商品は、他店舗では仕入れられないため、値崩れが生じにくく、 安定した価格で販売することが可能です。
チラシからセール情報が得られる
開店・閉店セールの目玉商品は、チラシにも価格が掲載されます。
そのような商品であれば、店舗に行く前に事前に仕入れ判 断ができるので、効率よく仕入をすることができます。
遠隔地の店舗のチラシ情報に関しては、公式サイトやチラシアプリを活用しましょう。
チラシアプリはShufooというアプリを使うといいです。
近隣店舗も値下げをしている場合がある
開店セールの際には、近隣の店舗も値下げをしていることがあります。
値下げをするのは、同一チェーンが応援企画として行う場合もあれば、別のチェーンが対抗企画として行うこともあります。
チラシで告知をしていることもあるので、同一業態の近隣店舗のチラシは要チェックです。
別チェーンの開店情報は店員さんも把握しているので、価格交渉がしやすくなっていることもあります。
チラシを見せて価格交渉にチャレンジしてみましょう。
※ただし、しつこく価格交渉することはお店への迷惑となるのでやめましょう。
開店セールと閉店セールの違い
開店セールと閉店セールはひとまとめに扱われることが多いです。
しかし、少しずつ性質が異なるので、その点を理解しておくと仕入の戦略が立てやすくなります。
店舗の立場に立てば、
- 開店セールは客寄せのためのセール
- 閉店セールは在庫処分のためのセール
と捉えることができます。
開店セールは、客寄せ用のセールという性質上、来店したお客さんを満足させる必要があります。
目玉商品として格安で販売するのは、型落ち品や廃盤品ではなく、現行品や新商品であることもあります。
そのような商品を利益度外視で販売しています。
もちろん、そのような商品を一部の人に買い占められてしまうと、客寄せとしての効果は無くなってしまうので、店舗側は個数制限を設け、より多くのお客さんに買ってもらえるようにします。
また、目玉商品が売り切れてしまったとしても、より多くのお客さんに喜んでもらうために、目玉商品の在庫を補充したり、他の商品を緊急で値下げしたりというセールを行うこともあります。
チラシに掲載されている目玉商品以外にも、しっかりと目を向けるようにしましょう。
閉店セールは、在庫処分のためのセールという性質上、できるだけ多くの利益を残しながら、手元にある在庫をできる限り売り切りたいという思惑があります。
そのため、閉店日が決まっていたとしても、店舗としてはできる限り利益を残すための努力をします。
店舗側の思惑をしっかりと理解して、仕入戦略を立てましょう。
閉店セールの場合は、割引率が日を追うごとに変化していきます。
例えば、セールの始めは全品20%オフからスタートし、徐々に、30%、40%と割引率が上がっていき、最終的には70~80%以上の割引率になることもあります。
ただし、最終値下げが行われる頃には、店舗に残っている在庫も少なくなっています。
あまり最終値下げを狙いすぎないのが得策です。
40~60%程度の割引率になった段階が仕入に適したタイミングだと考えておきましょう。
閉店セールの場合は、同じチェーンの店舗であっても、閉店の1ヶ月以上前からセールをスタートする店舗もあれば、 閉店の2週間前にならないと始めないという店舗もあります。
その店舗がいつ本腰を入れて閉店セールを行うか見極めることが、閉店セールで大きく稼ぐカギです。
実際に足を運んで、店員さんにセール状況を尋ねてみるのもひとつの手です。
閉店セールは、開店セールと違い電脳仕入に活かすこともできます。
店舗数が多いチェーン店であれば、売れ残った在庫を他店舗に移すこともできますが、店舗数が少ない店舗は、実店舗以外にもネットショップでも処分品を併売することがあります。
その場合、遠隔地の店舗であっても、ネットから仕入を行うことができます。
店舗せどりを行なっていない人でも、電脳せどりで仕入れ額を増やすチャンスです。
開店・閉店セールの探し方
最後に、開店・閉店セールの探し方を解説します。
開店閉店.com
開店・閉店の情報を集めたサイトに「開店・閉店.com」というものがあります。
開店情報や閉店情報を
- 開店・閉店ごとに
- 新着順
- 業態別
- 地域別
に表示することが可能です。
とても多くの開店・閉店情報が掲載されているので、店舗せどりをするせどらーの強い味方です。
ただし、セールが終わった後に情報が追加されたり、セー ル情報が掲載されなかったりするので、頼りすぎるのもよくないと思っておくと良いでしょう。
また、公式情報ではないので、情報の正確性には欠けていることも理解しておきましょう。
公式サイト
開店・閉店.comよりも正確な情報が掲載されています。
また、情報の掲載も早いです。
公式サイトには、チラシやセール情報が掲載されていることも多いです。
ヤマダ電機やドン・キホーテなどの店舗数の多いチェーン店や、自分が得意な店舗の公式サイトをブックマークし、2週間 に一度くらいの頻度でチェックするのもいいでしょう。
Twitterで検索をすることで開店・閉店の情報を得られることもあります。
ひとつは、店舗が公式ツイッターアカウントを運用している場合です。
この場合、マイナーな店舗の情報も拾うことができるため、ライバルをさらに出し抜くことが可能です。
公式のツイッターアカウントはセールの割引情報を掲載している場合があるため、仕入れの攻め時を把握することもできます。
もうひとつは、店舗を訪問した一般の購入者から情報を得る場合です。
開店・閉店店舗の近隣に住んでいる購入者のツイー トから、セールの情報を得ることができます。
ツイートしている人が画像を掲載している場合には、特に注視しましょう。
画像の中に割引ポップが載っている場合があります。
閉店セールの場合は「全品●%オフ」という投げ売りをする場合があるので、40~50%以上の割引率であれば仕入れ時だと判断することができます。
検索の際には、検索フィルターを活用しましょう
検索フィルターを使うには、「高度な検索」を選択 します。
検索ワードの欄には、「閉店セール OR @i」と入力します。
「閉店セール」だけで検索してしまうと、ユー ザー名に「閉店セール」を含んだ人のツイートまで検索に 引っかかってしまい、 かなりうざいです(笑)
「OR @i」を含めることで、ユーザー名を除外して検索を行うことが可能です。
セールの検索以外にも応用可能なので、覚えておきましょう。
フィルターで、返信をオフにしましょう。
こうすることで、ツイートへのリプに検索ワー ドを含んでいても、 非表示にすることが可能になります。
日付は、「次の日付以降」の欄に、1~2週間前くらいの日付を入れましょう。
そうすることで、古すぎる情報を削ぎ落とすことが可能です。
さらに、近くの店舗の情報だけを知りたい場合には、 場所を「近くの場所」にチェックを入れましょ う。
そうすることで、近くの場所でツイートされたものに限定して検索をすることが可能になります。
ここまでしっかりとフィルターをかけて検索をすると、実用性の高い情報にアクセスできるようになります。
解説を読んだだけでは身につかないので、すぐに実践してリサーチスキルを身につけましょう。
まとめ
開店・閉店セールは上手に活用すると、店舗せどりでも電脳せどりでも、稼ぎを大きく伸ばすことが可 能です。
しっかりと実践して、ライバルと差をつけていきましょう。
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ぜひ参考にしてみてください。
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